7日目 2/19 ロンドン 


チューブと呼ばれる地下鉄。だいぶ慣れてきた。img_4298

バスを乗り継いできたのに、ピンクフロイド、絶賛解体中!ガーン!今日の観光地、一発目、あえなく撃沈。バターシー発電所。30年以上前に役目を終えて引退しているんだが、また観光名所として復活するみたいです。 ピンクフロイドの『アニマルズ』のジャケットです。

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悲しいぜ

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 今度は電車。次はもう絶対ちゃんとした観光地に行く!img_4310

フレディ・マーキュリーさんの家。壁には落書きをしてもいいように、アクリル板が貼られていました。ボールペンじゃ書けないので、合掌して(笑)たっぷりお礼をしてきました。今も遺族が住んでいらっしゃるので、鎌倉の寺より警戒は厳重です。img_4325 img_4317

猫も乗り越えられないな。

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ロンドン自然史博物館

トリケラの頭

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タテガミオオカミ。絶滅危惧種。red data friendsだよ。

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これがドードー 絶滅動物

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ステゴサウルス

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ここはやばい!さすが世界最大。駆け足で見なきゃいけないのが実に辛い。ここはまた来なくちゃ。

これはオオウミガラス。「Miracle sky」に出てくる「ケルトのペンギン」とはこの子の事だよ。絶滅動物

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ドードーの正面、初めて見たよ。

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 あ、インペリアルカレッジだ。道すがら発見。ブライアンメイの学校だ。「大学院では宇宙工学を研究しており、クイーンの活動中、研究を中断していたが、2007年から天体物理学の研究を再開し母校インペリアル・カレッジでの審査を通過して博士号を授与されている」だって。すごすぎる。c5b7nvtvmaea3sp

 これが世界1有名なライブハウス、ロイヤルアルバートホールです。ロックのライブ盤と言えばここ!中見てみたかったなあ。

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かの有名なバッキンガム宮殿。中には女王様がいるので入れません。c5ck8x0vcaai_fk

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ウェストミンスター寺院。中に入れましたc5csyrxucaikbsk

タワーブリッジ。高いほうの橋の床が透明アクリル張り!

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ロンドン塔c5c60qevuaapaib

夕闇もきれいc5c7dz9vuaanvoj c5c7dzhvuaiyahc

ロンドン塔とアイス。作りが雑!c5c7nc-ueaahh3d

こんなことしてたら、ロンドン塔の営業時間終わってしまった俺はほんとにバカだ。アイス髪の毛にくっついちゃってるし。img_4787

電車に犬乗せていい国なんて最高だな。何処に行ってもつい犬猫にはちょっかい出してしまいます。電車でホテルに戻る途中だったんだが、最後の最後に行先間違えて乗ってたんだよ。この時はまだ気付いてない。img_4793 img_4791

最後くらいはレストランで豪勢になんて思ったんだが、ホテル前の屋台のホットサンドのにおいにつられて、つい買ってしまった。5ポンドだったかなあ。夜のラッセルスクエア公園で今日一日の行程を思い返しながら一人寂しく食べる。寂しいのもいいもんだよね。たまらなくいいよ。

 長年の夢でしたからね。 やっと解決しました。 毎日夢中で歩いて探し回って、 1つずつクリアしていく内に、 自分の正体を思い出します。 猛烈に楽しくて1人で浮かれているのに、寂しさもあります。 一人旅だったので、 現在過去沢山の人が心の中に登場しました。 次に進みます。

c5ejx8ewyaqititimg_4837カバンの中に入っていたチラシやお土産を整理しようとベッドにぶちまけたら、なんか絵になるなあなんて思ったのか、夜食用に買ったリンゴの周りに並べてみた。その後いろいろ重宝した写真。グラニースミスの青リンゴってアップルレコードのリンゴなんだよね。ポールがマグリットの絵を見て思いついたんだってさ。俺ってどこまでもビートルズオタクなんだなあと思ったイギリス最後の夜。リンゴは持って帰れないので、この後食べました。

ビートルズのアップルレコード

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これがマグリットのリンゴ。

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ロンドン、リバプール一人旅も終わりです。雨降らなかったし、ずっと暖かかったので、すごく助かりました。旅先で出会った優しい人達、ありがとうございました。思い残すことなしです。これから日本に帰ります。c5gyryoumaahi3i

2018.4.30

この旅行記書いて1年ほったらかしました。アルバムが出来上がったらすっかりアップするのすっかり忘れちゃってました。今更なんですがアップしておきます。

この時はまさか次のアルバムが『LONDON MAGIC』になるなんて思ってもみなかった。ギターも持って行ったので、旅行中に次のアルバム用に曲でも作れるかなと思っていたんだが、頭の中で流れているのは懐かしのブリティッシュ・ロックばかり。ただただ聖地巡りしただけで、音楽的な成果がゼロだったのはちょっと後ろめたかった。

イギリスに行く前に「LONDON MAGIC」の曲は大体出来ていたんだけど、もちろん歌詞はついてなかった。でたらめ英語で歌ったデモがあっただけ。候補にはなっていたんだけど、福山恭子がひとりこの曲を気に入っていて、実は俺は大して気に入ってなかった。後の大サビ「遠い空の下~」の部分もなかったし。

イギリスから帰ってから、いよいよアルバムの曲をまとめなきゃいけない時期、デモが「It’s a○○Magic」というでたらめ英語だったので、福山恭子は当初はマジシャンのストーリーを考えていたみたい。「すり減ったマイウェイ もう一歩前へ」はその時からあっただようだ。「It’s a London Magic」が出てきて、最初俺は「それはないだろう」「さすがにはずかしい」なんて言ってたなあ。でも続きの「In the London Streets」ていう言葉を俺が続けたら、福山恭子がこの書きかけの旅行記を元に書いてみるって言いだした。マジシャンのストーリーから福山芳樹のイギリス旅行にシフトしたみたい。大サビを付け足してほしいって言ったのは福山恭子。急いで大サビ作り足して新たにデモを作り直して。

3日後くらいに「LONDON MAGIC」の歌詞上がってきた。ラウンドアバウト、銀色の雨、青リンゴ、屋上、足元、Hello Goodbye、It’s been a hard day’s night、Twitterで書いたワードがそのまま出てくるじゃないか。でたらめ英語のデモほぼそのままの発音。大サビが泣けるじゃないか。1番の繰り返しが最後にもう一度出てくるんだけど、2番3番で情景を歌ったあとでは同じ言葉でもこんなに感情が違う。おれのビートルズ愛のすべてを代弁してくれるような、完璧な歌詞だよ。歌っていて我ながら泣けてくる。50代ビートルズオタクの希望の歌だよ。

 

ビートルズやロックに出会って35年、ロンドンリバプールにやっと行きました。こんなに好きだったのに「どうしてもっと早く来なかった」ってほんとにそうだよ。人生でもっと早く決着をつけてさっさと卒業するべき事だったのかもしれない。アビーロードも写真で見たとおり普通の横断歩道で、別に輝いているわけではないのに。でももう卒業することはできないだろう。今はそれがよかったと思ってる。音楽の謎なんて一生かかっても解けなくていいよ。その作業、研究が好きなだけなんだから。ロンドンのお土産は最高の歌詞の原型とジャケット写真、そしてこのMVだな。

 

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