3日目 2/15 ロンドン~リバプール


ホテルでビッフェ方式の朝食。5ポンドでプレミアムな朝食が食えるとなっていたけど、別に普通でいいので普通の方へ行くと、食べ物はなんと食パンとシリアルだけ。食パンにバター塗ってカフェオレで済ませる。心はもうリバプールなのでコーヒーでとっとと流し込む。8時にチェックアウトして歩きでユーストン駅へ。

Euston Rd, Greater London

 朝飯も食べたし、ロンドン2日目行動開始

c4sshovwqaahndt

旅行代理店が用意してくれた予約表をもって窓口へ。クレジットカードで本人照会後チケットを発券。意外と簡単ですな。で、何番線から乗るのだろう?電光掲示板に乗るべきリバプール行きはちゃんとあるものの、ホームが書いてない。しばらく見ていたら、発車10分くらい前にならないとホームが表示されないシステムだとわかる。決まってないのかよ!道理でみんな電光掲示板見上げてるはずだ。すごくめんどくさい!

img_2267

いろんな人に聞いてやっと乗れた電車。

 c4seitgwmamx0ki

イギリスの大地を走る高速列車。

羊牧場で羊を追う牧羊犬赤ネロリ

c4slkapueaeqzi0

ヴァージントレインという特急で2時間10分、リバプールに向かいます。車中はガラガラ。窓の外は割とすぐに街はなくなり、イギリスの田舎な風景へ。ひたすら羊牧場。たまに牛。そして大きいマージー川を渡るとレンガ長屋が見えてきました。

Liverpool Lime Street Station

リバプール、ライムストリート駅に到着。改札がない!

c4s-imvvyaa1t-6 c4s-imquoaatw2g

Britannia Adelphi Hotel

img_2338

そのまま荷物を引きずって駅前のホテルへ。意外と坂道多いんだな。かなり古風なBritannia Adelphi Hotelへ。チェックインには早いので荷物を預かってもらい、マシューストリートへ一目散。

img_3075

ビートルズばっかりです。 img_2343 img_2353 img_2354 img_2357

ああ

Cavern Club 10 Mathew St, Liverpool

ついに来ましたキャバンクラブ。

img_2361-2img_2369-2 img_2377 img_2401

デビュー前のビートルズが演奏していたライブハウスです。当時の場所は取り壊されて、すぐ横に同じレンガでそっくりに作り直したそうです。ここでビートルズは2年間で292回出演。ほんとに狭い。何百人も入ったなんて考えられない。大体どうしてこんな狭く見にくい所にライブハウス開いたんだろう?他にいくらでもあるだろうに!というくらい狭い。当時はお酒は出していなかったそうです。店が酒の免許持ってなかったらしい。ワイン倉庫を改造した場所なのにねえ。お客も出演者もほとんどが10代だったからちょうどよかったのかも。ロックンロールなんてジャンルができて数年しか経ってない時代。「先輩バンド」なんていない、ビートルズの世代がアメリカのロックをコピーしている最年長くらいだったんでしょう。現在は入場無料。飲み物代だけで見放題です。

いろんな人のサインギターが飾ってあります。クイーン、ギルモア、バッドフィンガー。img_2373 img_2374 img_2376

キャバーンクラブ、ランチタイム・セッション中。歌もギターも激ウマのそっくりさん。横からも見えるのがすごいたぶんビートルズなら何でもできるんだろう。無茶なリクエストにもギター1本でうまいことやりくりしていました。キャバーンのステージは1日中誰かが演奏しているようです。CLARK GILMOREという方でした。

img_2385 c4tcdgywmaiizfj c4tcdgoweaegfcz c4tcdgnwcaans3s

キャバーンクラブのステージにあげてもらったりして。

img_2402

 ほんとにうれしいなぁ

c4toh1cvuaip50a c4toh1tumaauspy c4toh1juoae-vcw

ストリートミュージシャンもビートルズやってます。あたり一面ビートルズ関係なのでキャッキャしてしまいますが、話す相手もなく少し寂しくなります。通りの人に話しかけて撮ってもらいます。みんな優しいです。お返しに倍くらい撮ってあげます。

c4toh1gucaarbir

となりの隣が元キャバーンの場所です。なんで変えた?

img_2428

The Grapes 25 Mathew St, Liverpoo

楽屋代わりに使っていたというパブですね。どこも名所です。

img_2346

 

Royal Liver Building  Canada Blvd, Liverpool L3 1HU

歩くとすぐリバプール港です。ロイヤル・リバー・ビル。リバプールの象徴でしょう。これは見覚えがあります。映画『イエローサブマリン』の「エリナー・リグビー」に出てくるビルです。この街自体が「海商都市リヴァプール」という世界遺産。最近再開発計画を理由に、危機遺産リストに加えられたようです。

img_2432

デカすぎだろ!

The Beatles Statue   Pier Head, Liverpool L3 1BY

img_2511 img_2510

マージー川のフェリーボートとカモメの正面。

 c4tv4l-ukaypx8g img_2439

 The Beatles Story  Britannia Vaults, Albert Dock, Liverpool L3 4AD

世界遺産アルバートドックにある、ビートルズストーリーという博物館へ行きます。年代順に並んでいて、よくできています。日本語の音声の解説を聞きながら進んでいきます。初期の楽器は本物ではないけど、同時期のものをけっこうたくさん陳列。当時の安物ギターなのだが、想像以上にしょぼい。

img_2517 img_2518 img_2523 img_2524

 

街自体が世界遺産のリバプール。古いものがこんなに残っている街だったとは。リバプールって実は奴隷貿易と産業革命で栄えた街なのです。

img_2430

イエローサブマリンっぽい観光船

img_2544c4vfp_xueaazu3mimg_2554

帰り道またキャバーンによってみます。さっきとは違う人がビートルズ弾き語りでやってます。夜なのでみんな酒飲んで相当盛り上がってます。大人も子供も一緒に、俺も一緒に歌って盛りあがったり踊ったりしてみます。演奏はさっきの人の方が良かったけどね。ほかのパブでものぞいてみようかとふらふら街に出ます。

img_2559

Eleanor Rigby Statue   Stanley St, Liverpool L1 6AA

ビートルズの歌にある「エリナー・リグビー」の像だそうです。暗い道にポツンとベンチに腰掛けています。事情を知らなかったら見かけはかなり怖いぞ。一人ぼっちで寂しく死んでいく女性と、誰も救えなかったマッケンジー神父のストーリー。♪Ah look at all the lonely people。なんだか猛烈にさびしくなります。

img_2563

ストリートミュージシャンも多いし、生演奏パブ多数。アイリッシュ・ミュージックの生演奏パブも多い。アイルランド移民が多い町だからなんだろう。町中に音楽があふれている、音楽と酒の町って感じです。酒飲めないのでホテルに帰ることにします。ちょっと寂しいなあ。♪Ah look at all the lonely peopleが脳内でずっと再生されてます。

リバプールの風景がいっぱい出てくる映画「イエローサブマリン」のエリナーリグビーhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm5919402

夜9時ごろ?Britannia Adelphi Hotelにチェックイン。築100年以上の超レトロなホテル。内装や家具が古くて豪華。ちょっと探検して盛り上がる。

img_3042 img_3044

部屋で明日の予習です。

マジカル・ミステリー・ツアー・バスという観光バスがあるのです。ビートルズの主な名所に連れて行ってくれて、こんな素晴らしいバスに乗って解説付きで2時間16ポンド(2500円くらいか)映画に出てくるバスそっくりだし。これはなかなかいいなと思いましたが、調べたらちょっとあっさり目なのです。ファブ・フォー・タクシーというビートルズ観光専門タクシーもある。名所を解説付きで回れるという。コースによって値段が違うが1人なので割高だよなあ。110ポンドコース(15000くらい)なんて言うのもある。こってり見たいので、バス、タクシーを乗り継いで自力で行くことにしようか。ほー、レンタサイクルもあるのか。でもかなり坂が多いよなあ。

これが映画に出てくるバス

download

こっちが観光バスwww-visitliverpool

ビートルズ観光専門のFab Four Taxi

945238_1082851975071090_4408476715797477395_n

http://fab4tours.co.uk/

Magical Mystery Tour